津波痕跡データベースについて

津波痕跡データベースは、 東北大学災害科学国際研究所および原子力規制庁が整備を進めている日本沿岸の津波痕跡高および津波堆積物のデータベースであり、 「津波痕跡高情報」と「津波堆積物情報」で構成されています。

津波痕跡高情報は、 既往文献に収録された既往津波の痕跡高(浸水高、遡上高、浸水深など)を整理したデータベースであり、 国内の津波痕跡高の情報をほぼ網羅しています。データはWeb-GIS上で表示出来るとともにダウンロードが可能となっています。 また、データには津波専門家の精査により独自にデータの信頼度が付与されており、使用目的に応じたデータの抽出が可能です。

津波堆積物情報は、 既往文献に収録されたイベント堆積物の情報を整理したデータベースであり、 津波痕跡高情報と同様にWeb-GIS上で表示出来ます。 津波堆積物情報のデータベースは2017年8月に公開されましたが、公開時点では主に2011年までに出版された査読付き文献のデータが掲載されています。

URL: http://tsunami-db.irides.tohoku.ac.jp/